ジョージジェンセンのリングやブローチの背面の小さな穴は○○のため♪
Georg Jensen 刻印、背面の穴 - 2014年02月10日 (月)
本日も ご覧くださり ありがとうございます。
ジョージジェンセン 通販店舗
【ジョージジェンセン・スタイル (Georg Jensen's style) 】
店主のミツコです(*^_^*)
先日 お客さまから
ヴィンテージのリングなどの背面に
小さな穴があいている ことがあるけれど、
これは いったい 何のための穴でしょう?
という ご質問をいただきました。

それで、英語の文献なども含めて
少し調べてみました。
私自身 これまでに扱った
ジェンセンのブローチやリングなど
ときどき この背面の小さな穴を
見かけることがあったのですが、
全部ではありませんが、
古い作品の製作時に
何らかの理由で
つけられているものなのかな
と思っていました。。。
それで……
調べましたところ、
これは "tiny gas holes on the reverse"
ガス抜きのための穴とのことです。
たとえば、こちらの オニキスのリングのように
シルバーとお石を組み合わせた作品の場合、

シルバーの台座となる面に
オニキスを石留めして 結合して仕上げる際、
長い間に
これら二つが 膨張したり、
歪んだりするのを防ぐために
裏面に ガス抜きの小さな穴が
開けられているとのことです。

そして この裏面の穴は
近年の作品には開いておらず、
希少なヴィンテージの作品に
開いていることが多いとのことでした。
私が持っている
#11のラピスラズリのリングは
1945年以降の刻印なのですが、
この背面の穴は開いていません。
それが理由かどうかは
わかりませんが、
最近、ラピスのお石と
シルバーの台座の部分に 小さなすきまができ
中で コロコロ動いてしまいます。
私にとっては大切な
ジェンセンのヴィンテージ・リングなので
近々 ジュエリーの修理、石留め直しを
お願いしようと思っています。。。
時代を超えて
いま ここに
手のひらに 在る
古の匠たちの 温かな ぬくもり、
銀細工師たちの たましい 想いを
また 大切に未来へと
つなぎたいなと思います……☆
ミツコ
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